そもそも物理ってなに?

そもそも、

 

『物理ってなんなのかな?』

 

って思った事はありませんか?

 

 

んー、じゃあ

 

『物理といえば?』

 

色んな答えが返ってきそうですね。

 

アインシュタインやら、

ニュートンやら、

リンゴやら。

 

 

 

では今回はリンゴを例にとって、

物理を考えてみようと思います。

 

 

 

物理でリンゴといえば、この人。

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アイザック・ニュートンですよね。

 

このニュートンがリンゴの木を

見ていると、リンゴが落ちてきた。

 

この事からニュートン

万有引力の法則』

導き出したというのは

あまりにも有名な話ですよね。

 

 

では、ニュートンが見ていたこの光景。

 

 

例えばみなさんが、

この木の横を通りかかって、

たまたまリンゴが落ちたのを

目撃したとします。

 

 

普通だったら、

『あ、落ちた。』

『あ、拾おう。』

とか思うはずです。

 

僕なら、

『あ、おいしそう🤤』

って思います。笑

 

特に何も考えない人が多いはずです。

 

 

 

しかし、ニュートンは違っていました。

 

 

 

ニュートン

 

なぜリンゴが

落ちたのだろう?

 

と考えたのです。

 

 

やばいですよね(^^;

 

 

 

 

そしてニュートンは、

なんと屋上から色んな物を落としまくる

思考実験をしました。

 

思考実験じゃなく

もはやテロです(^^;

 

 

 

そして思考実験の結果、

 

 

ma=F

 

そう、運動方程式

 

という大法則に辿り着きました。

 

 

 

なにが言いたいのか。

 

 

 

『これを使えば、

リンゴが落ちる事を

説明できるぜベイビー!』

 

というのを、

ニュートンは発見したのです。

 

 

 

このエピソードの真偽はさておき、

本題の『物理ってなんなの?

答えが分かったような気がしますね。

 

 

 

 

例えば、今出てきた運動方程式

 

 

 

これは何のために発見されたのか。

 

 

 

話の内容からいくと

 

 

 

『リンゴが落ちることを

説明するため。』

 

 

ですよね。

 

 

これが物理の見方として

とても大事なことです。

 

 

 

問いに戻ります。

 

 

 

『物理とは何か。』

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

『今、実際に

起こっている

説明する。』

 

 

 

これだけです。  

 

 

 

 

例えば、目の前にリンゴが、

『ただ1つ』存在する。

 

そしてそのリンゴは、

『ただ1通り』の運動をする。

 

それを、

『正確に説明する。』

 

 

 

それが物理の目的なのです。

 

 

 

『リンゴが落ちた』

だけでは、人によって

様々な解釈があります。

 

『ただ1通り』

解釈をするには、

数式というものを

使用する必要があるのです。

 

だから物理においては、

いつでも『式を立てる』のです。

 

 

 

ただしここで、

気をつけなければならない

ことがあります。

 

 

それは、

論理

です。

 

 

『順番を

間違えてはいけない』

 

 

というこです。

 

 

 

ニュートン運動方程式

発見するまで、

リンゴは落ちていませんでしたか?

 

 

いいえ。

落ちたと思います。

 

 

当たり前ですよね。

 

 

ニュートンが、

ma=Fと決めたから、

リンゴが落ちるようになったわけ

ではありません。

 

式ができる前から、

ずっとリンゴは、

木から落ちていた。

 

 

 

ところが、

物理をやっていると

 

『式の通りに

現象が起こっているんだ。』

 

と誤解する人がいます。

 

 

 

違います!!

 

 

 

『人間が決めた

公式通りに

全ての物理現象が

起こっている』

 

 

なんてこと

有り得ないですよね。

 

 

物理というのは、

 

 

『目の前に物理現象

が起こっている。』

           

『それを説明するために

式を立てる。』

 

 

こんな構造をしているのです。

 

 

 

 

つまり、

 

 

 

どんな式を使うかは

 

 

 

『現象によって

決まっている。』

 

のであって、

 

『僕たちが

自由に決められる

ものではない。』

 

ということです。

                   

 

 

 

問いに戻ります。

 

 

 

『物理ってなに?』

 

 

 

それは

 

 

『目の前の現象を

説明するために

式を立てる。』

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

次回の記事では、

 

 

 

『物理現象を説明するには

どんな関係式を

用いることができるのか』

 

 

 

について書こうと思います🥰

 

 

 

ご愛読ありがとうございます😊

みなさんの為になれば幸いです。