物理の問題を解く時のポイント
あなたにとって
物理の問題を解くために、
なにを身につけておくべきか。
結論から言います。
物理の問題を解くために必要な力は
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道具を知る。
-
道具を正しく使いこなす。
この2つです。
ちょっと意味が分からないですよね。
分かりやすくするために、
具体例をあげたいと思います。
ここに1枚の紙があります。
この紙を切りたいとき、
あなたはどうしますか?
ほとんどの人が
ハサミを使って切ると思います。
では、
鯛を食べるために、
1匹の鯛をさばきたいと思います。
鯛の頭を切るときには
あなたは何を使いますか?
おそらく多くの方が
鯛の頭を切るには、
包丁を使うと思います。
さて、1枚の木の板を切るには、
あなたは何を使いますか?
そうです。
木の板を切るには
のこぎりを使いますよね。
ここで分かって欲しいのは、
どのシチュエーションでも
『切る』ということが目的であり、
どの道具も、
『切るための道具』ですが、
何でもいいってわけではないですよね。
1枚の紙を切るのに、
包丁は使わないですし、
1枚の板を切るのに、
ハサミは使いません。
つまり、何が言いたいのか。
同じ『切る』事が目的でも
そのシチュエーションに応じて
正しい道具を選ばなければならない。
物理の問題を解く時も
まさに同じ事なのです。
あなたの目の前で
『何かしらの現象が起こっています。』
まずあなたは、
『何が起こっている状況なのかを
正しく把握する必要があります。』
まさにその現象を説明するために、
道具として、
適した『物理量』や『関係式』を
選ぶということです。
そして、
『使ってもよい道具』というのは、
必ず問題文で示してあります。
まずは、
普段の勉強で
『道具』という名の
『物理の公式や法則』
『道具の使い方』という名の
『公式や法則の使い方』
この2つを普段の勉強で
意識してみてください。
物理はあなたが思っているより
『かなりシンプル』です。