受験勉強は食事と同じだ。
受験勉強で最も要になってくるのは、
『暗記すること』だと思います。
受験勉強の約70%は
『暗記すること』です。
そしてこの暗記力は、
人によって個人差はありますが、
ほとんど大差がないと
言われています。
生まれもった頭の良さは、
受験勉強の観点においては、
ほとんど関係はありません。
ほとんど『努力』だけで決まるのが
大学受験の特徴です。
それよりももっと重要なことがあります。
それは『ノウハウ』です。
『効率の良い暗記方法』や、
『計画性を持った勉強』に
しっかり取り組めば、
『必ず合格できる』のが
大学受験です。
この前の記事で、
『エビングハウスの
忘却曲線』について
話したかと思います。
そしてそこで、
暗記した内容を長期記憶にするには、
『復習すること』が
大切だと言いました。
そして、
この『復習すること』にも
コツがあるのです。
復習のコツとして、
様々ありますが、
今回は復習のコツとして
最も大切な事を話そうと思います。
それは、
『回数』です。
そして、
この回数をこなせばこなすほど
『記憶の定着率』は
格段に上がると言われています。
『量』ではないのです。
『回数』です。
例えば、
30個の英単語を覚えたいとします。
この時、
1度に1時間使って覚えるよりも
20分を3回繰り返して覚えた方が
格段に暗記効率としては
良いです。
なので、暗記するときは
『量』ではなく
『回数』を
意識してください。
一気にやるのではなく、
回数に分けて覚える事で
暗記効率は上がります。
このように
一気にやるのではなく
時間をおいて、
回数を重ねる事は
あなたが
普段からやっている事がありますよね。
そうです、『食事』です。
朝、昼、晩と
3回に分けて食事を取るはずです。
一気に3食分の量を
夜だけに食べる人はいないですよね。
つまり、
『暗記は食事と同じ。』
なので、
これから暗記する時は
回数に分けることを
意識してみてください。
これを意識するだけで
暗記の定着率は
3倍以上にはなります。