受験勉強で最も大切なこと。
受験勉強というのは、
3つの要素から成り立ちます。
分かりますか?
このうち2つの要素については、
皆さんすぐ答えられると思います。
それは、
『暗記』と『問題演習』です。
そしてあと1つ。
実はこのあと1つが
最も重要な事なのです。
重要なのにも関わらず、
皆さんが怠っている事です。
それは、
『勉強した内容を、
忘れないようにする』
です。
『当たり前じゃねえかよ!』
なんて言葉が返ってきそうですが、
本当にこの意味を理解している人は、
多くはありません。
いくら暗記しても、
いくら問題演習をしても、
脳がその内容を、
忘れてしまえば、
全くと言っても意味はないですよね?
100の内容を勉強して、
30しか頭に残せない人
と
30の勉強をして、
30の内容を頭に残せる人
あなたはどちらが良いですか?
当然!前者だと思います。
なのでこれからは、
勉強したら、
『いかにそれを
頭に残すか。』を
意識して勉強してください。
この事を話すには、
知っておいてください。
このグラフから、
『人間の記憶は、
覚えた直後の忘却が激しく、
それから徐々に薄れていく。』
『そして、忘却の具合がエグい。』
ということが分かると思います。
つまり、
人間は覚えた内容を
すぐに忘れてしまうということです。
人間にとって、
忘れるというのは当たり前です。
忘れてしまうのは、
脳が自動的に、
『この情報は必要ないな。』と
判断してしまうから。
つまり、
忘れないようにするためには、
脳に対して、
『この情報は必要である。』と
認識させる必要があるのです。
そのためには、
『復習すること。』です。
『復習することが必須』なのです。
復習をしていると、
情報に触れる回数が増え、
脳が『これは必要な情報なんだ。』と
騙されるのです。
脳が騙されると、
その記憶は
『短期記憶』から
『長期記憶』に移されます。
受験勉強はこの『長期記憶』に
どれだけの情報が詰まっているかで
勝負が決まると言っても
過言ではありません。
『復習重点主義』で
受験勉強の質を高めましょう。