やってはいけない成績がむしろ下がる勉強法とは?
勉強は成績を上げるために
行なっているもの。
しかし、
中には成績を下げる勉強法もある。
しかし、
このように成績を下げる勉強法を
やっている受験生は、
少なくないのです。
実際に僕の周りにも、
成績を下げる勉強法を
行なっている受験生は多くいました。
勉強しないで、成績が下がるならいいです。
しかし、
勉強をして成績が下がるのは、
残念ですよね。
今回は、
成績がむしろ下がる勉強法3選を
話したいと思います。
- たくさんの問題を、1回しか解かない。
- 覚えることをおこたる。
- ミスを『まぁいっか』で済ます。
代表的なのはこの3つです。
1つずつ説明していきます。
たくさんの問題を、1回しか解かない。
問題を1回だけ解いて、やった気になる。
やっただけで、身についてない。
自己陶酔的な最悪の勉強法です。
たくさんの問題を
1回解いただけでは、
成長はないですよね。
普通の人間は
1回で覚えることはできません。
このタイプの勉強をしている人は、
『小問多反復」の勉強を
心がけてください。
できるようになるまで、
何回も解くことを意識してください。
覚えることをおこたる。
受験勉強のほとんどは、
『暗記』の作業だと言われています。
『覚える』という作業をしない限り、
成長することはないです。
『暗記はするな。理解が大事だ。』
『最近は思考力の方が大切だ。』
このような屁理屈を言う人もいますが、
偏差値60までは、
『暗記』という作業で片付きます。
『暗記』さえすれば、
結果は出るので、
めんどくさがって屁理屈を付けないで、
『覚えることを怠らない』
でください。
ミスを『まぁいっか』で済ます。
これは特に、
☑️うっかりミスをした時
☑️しょうもないケアレスミスをした時
☑️解説見たら分かった時
このような場合に
『まぁいっか』で済ます受験生が
非常に多いです。
『本当の自分は解ける。』
『試験本番になれば多分できる。』
このような考えで、
『まぁいっか』で済ますのですが、
『できなくて取れなかった問題』も
『ケアレスミスで取れなかった問題』も
『同じ減点』で、
『同じ1点』です。
むしろ難問よりも、
このようなケアレスミスによる減点の方が
差が開きます。
この1点で泣く受験生もいれば、
この1点で笑う受験生もいます。
うっかりミスやケアレスミスで
間違えた問題も、
間違えた事実は同じですから、
しっかりと、
もう1回解き直すことを
心がけましょう。
志望校の過去問演習の意味とは。
こんにちは、菅野です!
この時期の受験生の勉強の多くは
『志望校の過去問演習』に
あてているかと思います。
過去問といえば赤本ですよね。
今回は赤本の使い方について
説明したいと思います。
まず、あなたは
何故志望校の過去問を解くのですか?
様々な返答が返ってきそうですね。
☑️傾向と対策を練るため。
☑️志望校特有の問題に慣れるため。
☑️時間配分を考えるため。
☑️現状の実力を把握するため。
全て当てはまりますね。
しかし、
この4つの理由だけで志望校の過去問を
解いている場合は非常に
危険です。
あと1つ、1番重要なことがあるのです。
それは何か。
それは、
『実力を付けるため。』です。
圧倒的に1番大切です。
『え、過去問演習は実力試しじゃないの?』
『実力を付けるなら問題集で良くない?』
気持ちは分かりますが、
志望校の過去問演習は、
普通の問題集を解くよりも
格段に、
『受かるための
実力は付きます。』
なぜ過去問演習の方が良いのか。
大学の入試問題というのは、
その大学の教授が作っているものです。
やはり、大学によって問題の特色は
出てきます。
『過去問は次の入試問題に
絶対出ないから
やる必要ない!』と言う人もいますが、
実際、
似たような問題は
めちゃくちゃ出ています。
同じ教授らが作っているので、
どうしても問題は似てしまうのです。
なので、志望校の過去問は、
『1回解いて終わり。』ではなくて、
何回も何回も解いて、
『自分のものにしてください。』
しっかりと、
『実力を付けるという理由』で
過去問演習を繰り返していれば、
☑️志望校特有の問題形式にも慣れます。
☑️傾向と対策を練る事ができます。
もう一度言います。
志望校の過去問は、
最低でも直近5年分は、
何回も何回も繰り返し、
完璧に解けるようにしましょう。
ながら勉強は断固阻止せよ!
ラジオや音楽を聴きながら勉強する
『ながら勉強』をしないと、
どうも調子がでない受験生がいる。
こんな感じに。
ハッキリ言おう。
このようなラジオや音楽を聴きながらやる
『ながら勉強』は、
直ちに、やめた方がよい。
『え、どうしてダメなの?!』
音があった方が調子が出るというのは、
実はただの錯覚なのだ。
このように音がある方が調子がいいと
錯覚してしまうのは、
神経がしっかりと音のほうに
向いているから
心地いいだけである。
しかし、
実際の勉強効率は
『半減している』と思った方がいい。
『ええっー。』
『でも効率アップしてる気がするけど。』
百歩譲って、
たとえ効率がアップすることがあったとしても
1つ重要なことを見落としている。
試験の本番では、音楽やラジオを聴く
『ながら受験』は
できないということだ。
当たり前ですよね。
普段の勉強で、
音がないと集中できないような
"体質"ができてしまうと、
音がない試験本番に、
普段とは違う不安や緊張に
実力が発揮できないという
危険性が高くなる恐れがあります。
どうしても、音楽が聴きたくなったら、
勉強を中断して5分間だけ、
『むさぼり聴く』方が、
時間の使い方としてははるかに有効である。
そして、普段の勉強では、
なるべく本番に近い状況を
作ってしまおう。
例えば、
☑️周りの雑音は適切か
☑️机の上は試験本番のように綺麗であるか
☑️試験本番で使う文房具を使っているか
など意識するべきポイントはいくつもある。
これを普段の勉強で意識するかしないかで
本番の試験の挑みやすさも変わってくる。
普段の勉強で、試験本番を想定することを
意識するだけで、勉強の集中力も
格段に変わってくる。
まずは、試験本番の状況を考えて、
普段の勉強に取り掛かろう。
受験勉強は時給○万円の価値がある
『バイト』のために、
受験勉強の時間を投げ売りしている
高校生や、
受験勉強に対して価値を見出せない
高校生がいる。
受験勉強には
様々な利点がありますが、
今回は『学歴とお金の関係』
について説明します。
そうです。
受験勉強とお金儲けの話です。
『受験勉強がお金儲けになる?!』
『そんないい話あるわけ無い!』
なんて声が聞こえてきそうですね。
『まぁ、それりゃそうですよね。』
僕が高校生の時こんな話聞いても
同じことを言っていたと思います。
ところで皆さん、大学には進学しますか?
『大学なんて入れればどこでもいい。』
『大学に行かずに就職した方がいい。』
なんて思って、
受験勉強に身が入らない
高校生も多いと思います。
このように思っている人の多くは、
『学歴なんて関係ない。』
『お金を多く得るには、早く就職したい。』
という考えがあると思います。
ここで、クイズです。
今回のテーマです。
『受験勉強の時給は
いくらだと思いますか?』
もちろん直接的に
換金されるわけではないです。
今回は分かりやすく説明するために、
『就職』について考えていきます。
例えば、最終学歴が
高校卒業の人と、大学卒業の人では、
生涯賃金が、男性の場合
高卒→1億9040万円
大卒→2億5180万円
というデータが出ています。
単純計算しましょう。
高校卒業と大学卒業だけで、
生涯賃金が約6000万円も違うのです。
やばいですよね。
仮に1日3時間の受験勉強を1年続けると
大学に入れるとしましょう。
つまり、
3時間×365日=約1000時間の
受験勉強するとします。
これを基に時給計算してみると、
(生涯賃金6000万円)÷
(10000時間)=
時給6万円
なんと!
受験勉強は長い目で見ると、
時給6万円もの価値があるのです!
そんなバイトはまず無いですよね。
夜の危ないバイトでも無いです。
今回は、分かりやすく説明するために、
高卒と大卒で比べましたが、
良い大学になればなるほど、
生涯賃金が増加傾向にあるのは
明らかです。
『学歴社会はもう終わっている。』
なんて言う人もいます。
しかし、
学歴で就活に影響が出るのは
紛れもない事実です。
このように人生レベルで見ると、
大学に入るだけでこのように大きな差が出て、
さらに大学のレベルが上がれば上がるほど、
もっと大きな差が生まれてきます。
脅しではありませんが、就活生の多くは
『高校生の時に、
もっと勉強していれば
良かった。』と
後悔するのが大半です。
以上から分かると思いますが、
高校生の受験勉強は
『1日1日』というレベルではなく、
『1分1秒』単位で大切なのです。
是非とも今日から受験勉強という
高額バイトを始めましょう。
その先の未来には
大きな年収と幸せが待っています。
第一志望の落ちる受験生の原因第1位は?
落ちる受験生の原因は何か。
原因はたくさんあると思いますが、
第1位は、
その受験生の『実力不足』でしょう。
まぁ、当たり前ですよね。
残りの原因としては、
☑️『体調不良』
☑️『本番のメンタルの弱さ』
くらいでしょう。
ところで、
その『実力不足』って、
何が原因だと思いますか?
ズバり原因は、
『勉強時間の不足』です。
実力不足の原因のほとんどは、
『勉強時間の不足』です。
実力不足の原因は他にも、
☑️『質の悪い勉強をしている。』
☑️『勉強方法が良くない。』
など様々ありますが、
今回は、
『勉強時間』
について、書こうと思います。
では、何故
『勉強時間を
増やさないといけないのか。』
『勉強は時間より質だ!』
『勉強時間で自慢してるやつはダメだ!』
と様々な反論が返ってきそうですが、
前回の記事で、
受験勉強の3つの要素は、
☑️『暗記』
☑️『問題演習』
☑️『勉強した内容を忘れないようにする』
この3つだと話しました。
この
☑️『暗記』
☑️『勉強した内容を忘れないようにする』
この2つに関しては、
どうしても
『勉強量』が
大事になってくるのです。
特に、
『復習すること』
などに関しては、
質だけで補う事ができません。
復習の定着度の基準は回数なので、
いくら質の良い勉強をしても、
1回で覚えられる人はいないのです。
実際に難関大学に合格した受験生の方が
そうでない受験生に比べて
1日平均して2時間の
勉強時間の差が
あるというデータも出ています。
では、
どうすれば勉強時間を
増やすことができるのか。
僕が実践していたのは、
『スキマ時間勉強法』です。
あなたは、
学校にどうやって行っていますか?
『歩いて行っています。』
『電車で行っています。』
『自転車で行っています。』
人それぞれだと思います。
その時間は、
全て勉強に当ててください。
でも移動中に、
数学や物理の問題を解くのは、
無理だと思います。
なので
英語のリスニングや
社会科目などの暗記事項を
ルーズリーフにまとめて
『暗唱すること』を
オススメします。
自分は自転車で学校に
行っていましたが、
その間、
自分が古典単語とその意味を
音読したものを音声で録音して
聞き、暗唱しながら
自転車を漕いでいました。
そのため自分は
家から学校までの
10分間の通学時間だけで
古文単語を
完全にマスターしました。
スキマ時間を
あなどってはいけません。
あなたも今すぐ、
移動中でも勉強できるものを
探してみてください。
なければ自分のように
作り出しても構いません。
この通学時間の勉強は、
あなたの受験勉強を変えます。
受験勉強で最も大切なこと。
受験勉強というのは、
3つの要素から成り立ちます。
分かりますか?
このうち2つの要素については、
皆さんすぐ答えられると思います。
それは、
『暗記』と『問題演習』です。
そしてあと1つ。
実はこのあと1つが
最も重要な事なのです。
重要なのにも関わらず、
皆さんが怠っている事です。
それは、
『勉強した内容を、
忘れないようにする』
です。
『当たり前じゃねえかよ!』
なんて言葉が返ってきそうですが、
本当にこの意味を理解している人は、
多くはありません。
いくら暗記しても、
いくら問題演習をしても、
脳がその内容を、
忘れてしまえば、
全くと言っても意味はないですよね?
100の内容を勉強して、
30しか頭に残せない人
と
30の勉強をして、
30の内容を頭に残せる人
あなたはどちらが良いですか?
当然!前者だと思います。
なのでこれからは、
勉強したら、
『いかにそれを
頭に残すか。』を
意識して勉強してください。
この事を話すには、
知っておいてください。
このグラフから、
『人間の記憶は、
覚えた直後の忘却が激しく、
それから徐々に薄れていく。』
『そして、忘却の具合がエグい。』
ということが分かると思います。
つまり、
人間は覚えた内容を
すぐに忘れてしまうということです。
人間にとって、
忘れるというのは当たり前です。
忘れてしまうのは、
脳が自動的に、
『この情報は必要ないな。』と
判断してしまうから。
つまり、
忘れないようにするためには、
脳に対して、
『この情報は必要である。』と
認識させる必要があるのです。
そのためには、
『復習すること。』です。
『復習することが必須』なのです。
復習をしていると、
情報に触れる回数が増え、
脳が『これは必要な情報なんだ。』と
騙されるのです。
脳が騙されると、
その記憶は
『短期記憶』から
『長期記憶』に移されます。
受験勉強はこの『長期記憶』に
どれだけの情報が詰まっているかで
勝負が決まると言っても
過言ではありません。
『復習重点主義』で
受験勉強の質を高めましょう。
モチベの栄養ドリンクとは?
受験勉強の
『モチベーション』を
保ち続けることって、
めちゃくちゃ難しいですよね。
そもそも人間は
『モチベーション』を
保ち続けるのが非常に、
苦手な生き物です。
自分が好きな事をやっていても、
気が乗らない時はあります。
ですが、受験勉強は
『モチベーション』を
保ち続けないと
まずいですよね。
今回は僕が受験生の時に行っていた
『受験勉強の
モチベーションの保ち方』に
ついて説明しようと思います。
僕が行っていた
『受験勉強の
モチベーションの保ち方』は、
ズバリ、
『志望大学のことを調べる』
ということです。
これは『モチベーション』が
ある人も
ない人にも
効果があります。
『大学の何を調べるの?』
『正直なんでもいいです。』
キャンパスの雰囲気、
サークルや部活
研究室や系配属
授業や教授 などなど
ありとあらゆる情報が
『インターネット』や
『赤本』を
通じて、手に入ります。
入学してから
調べることがないくらいに、
調べまくってください。
なぜ自分の『志望大学』のことを
調べるといいのか。
理由は大きく分けて【2つ】あります。
【1つ目】
今回のテーマである
『モチベーション維持』
になるからです。
志望大学の事を調べている時、
あなたは、
志望大学に合格し、
楽しいキャンパスライフを
送っている姿を
想像しているはずです。
この成功した姿を
想像するということが
人間のモチベーションを
最高に高めるのです。
【2つ目】
大学に入る
『目的が明確になる』
ということです。
大学に何となく入って、
入ったはいいけど、
何をしたら良いか
分からない。
この現象を回避する事ができます。
そして、
入学後価値のある時間を
過ごす事もできます。
また、目的が明確になることで
今回のテーマである
『モチベーション維持』
にもつながります。
『モチベーション』を持って
勉強するのとしないのでは
勉強効率にも大きな差が出ます。
『インターネット』や
『赤本』などといった
受験勉強のモチベの
『栄養ドリンク』を
有効活用し、
意味のある受験勉強をしましょう。